FAQ(よくある質問)
アルミニウム電解コンデンサの故障モードは何ですか?
アルミニウム電解コンデンサはコンデンサ内部に電解液が注入されており、封止材をアルミケースで加締めることで気密性を保っています。しかし、電解液は封止材の分子間を通って蒸発するので内部の電解液の量は経時的に減少していきます。この結果、コンデンサの容量は減少し抵抗は増加して最終的にはオープン故障に至ります。ただし、環境条件や基板取り付け条件などが各製品の規定を超えている場合などにおいてはご使用条件により故障モードは異なります。
代表的な故障モードとその要因について、カタログおよびテクニカルノートの中に示されていますのでご参照ください。